寺院の内陣

Last Updated on 2019年4月9日

第59回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

今迄で紹介いたしました寺院でも宗派によっては、お経が全て違います。お経は般若心経と我が家の宗派のお経くらいしか知りませんのでこれはこれ以上無理ですので書きません。

寺院も宗派によつてちがいがありますが共通なところを私の知る範囲で。

本堂は内陣と外陣にわかれていることを教えていただきました。

内陣は・・・・・ご本尊が安置されております。

外陣は・・・・・一般参列される方が座る位置。

古寺をめぐり思ったのは内陣をとても大切にされておりました。内陣には秘仏が安置され近くに行く事さえ畏れ多い事です。

内陣の奥には須弥壇が置かれその上に、ご本尊が置かれております。古寺巡りでは須弥壇の上に安置された本尊がまぶしく光り輝きすぐに中尊寺金色堂を思い出します。

内陣の天井、内陣の大きな四本の柱に施された、白水阿弥陀の天井に描かれた極楽浄土の花(宝相華=ほうそうげ)唐草文様で入っております。

ここで(中尊寺・毛越寺・白水阿弥陀)の関係が見えてきます。この様にはっきりと金色と今でも思いだすのは福島県会津(願成寺)阿弥陀三尊木像(会津大仏と呼ばれております)も金色に輝いておりました。

須弥壇とは仏教世界で須弥山をかたどりまして須弥壇というそうです。

須弥壇には宮殿(くうでん)が、山形県寒河江市(本山慈恩寺には秘仏ご本尊弥勒菩はじめ三十三体が秘仏として収められているそうです)他にも厨子なども置かれております。

 

宮殿・厨子には仏様が安置されており

如来(悟りを開いた仏さま) 釈迦如来・大日如来・阿弥陀如来・薬師如来・廬舎那仏・

菩薩(悟りを求め修行中で人々を救済される仏さま) 弥勒菩薩・観音菩薩・勢至菩薩・文殊菩薩・地蔵菩薩・

明王(大日如来の命を受け、怒りの形相で衆生を救う)五大明王・愛染明王・孔雀明王・

天部(仏さまを護る神)四天王・帝釈天・梵天・

須弥壇にはご本尊が、そこに脇侍、四方には四天王

真言宗であれば、須弥壇中央に不動明王像が安置されております。

東北では大日如来さまは余りお見掛けいたしませんでした。

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました

にしおかまさる