第146回

場立ちになり初めて行った自己売買

『結果は見事な負け相場

 

結構自信があったのですがそう世の中は甘くはありません

 

亡き父に債務弁償を頼んだ時に、もう二度と相場には手を出さないと言う約束を今でもはっきり覚えております。

 

勤めていた会社では、社員は相場に手を出してはいけないと言う規則があり

まして場立ちが相場を行うなどとはもってのほかでした。

 

会社にもばれず、相場の恐さを教えてくれた初の小豆相場でした。

 

社内でよく営業の人から小豆相場の今後を尋ねられましたが、自社ビル8階建ての数多くの営業マン

顔は知っていても話などしたこともなく、いきなり今後の予想を尋ねられても

必ず分かりません、わかったら自分でやりますと冗談交じりに話しており

 

社員は相場をしてはいけない、営業の人が一番やってはいけないことは

お客さまの玉(ぎょく)を勝手に無断で売買してはいけない事です.

 

玉とは=お客さまが売買している小豆相場、単位一枚を無断で売買を行うことであります。

 

【東穀には小豆の他、大手亡豆(おおてぼうず)大豆】の三銘柄を取扱い小豆と同じように立合い時間が一緒で

ただ 大豆だけは商いが薄く 値段が付かずその時は『出来申さず』と言います。

 

しかし、大豆も確かな記憶ではありませんが、前場一節、大引けだけは 値段が付きますがほとんど前日比はありません。

 

高台はこの出来申さずは何と言うかと言いますと、省略して(もさー)と言います

(東穀)補助員になり立てのころ何を言っているにか分かりません

(もさー)と言っていると思いますがこれを(もさー言葉が アー)と聞こえます。

 

また、なれないと分からない言葉は

(例)小豆一枚価格¥9,560-の価格で値動きしているときには、¥9,560で買い¥9.570で売り

下二けたのいずれかの価格で高台が決めようとしますと5・6の決まりと言います・

 

5・6(ごおー)この言葉も理解できず、なれますと日本語にない言葉でも東穀独自の言葉と理解できるようになり

ここは50円で買い60で売りということですから、私が50円で100枚買いの指値をもっていたなら左手で50円買いを出し、右手で60円の売りを出します。

 

ここは50円で決めるか60円で決めるかは場立ちが手張り(自分で相場をすること)をしているときは

第140回で書きました匠の技を使う方がおります。

 

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました。

 

にしおかまさる