第151回

お客さまの注文を全て取引所で売買するのではなく

会社には多くのお客さまからの注文があり、事前に知り得る売買をお客さま同士で相殺し

立合いが終了後に売買枚数を取引所に申告いたしますが

 

ここには、必ず自己玉が発生いたします(私の在籍した会社)

 

自己玉を持たない商品取引員はいないと言っても過言でないでしょう。

ただ自己玉を持つにあたりその意味合いが違ます。

 

取引所において売買を行い、一日が終了した時点で

必ず各会社の一限月(先物取引きは6ヶ月先迄あり)の売り買いの多い方

(例)A社 9月限で売り480枚・買い580枚この時は買いが100枚多いので取引所から取引員に配布される残玉は買いの方に100と表示されます。

 

その内訳(売り480-買い580)は公表されません、

まして自己玉などは、(2)(3)の会社自己玉をだれもが知りたい情報です。

 

必ず差し引きが記され取引会員はこれを見て仕手が多く入る会社はどのようになっているかを見て今後の行方を読む人もおります。

 

149回で説明した(1)のような会社が売っていようが買っていようと99%相場には関係ありません。

問題は(2)と(3)がどのような形であるかを知る事です。特に(2)です。

 

この(2)がTVで放送された買い占めの(仕手筋と言う)よく入る会社です。

 

第147回と第149回で私が忖度する会社があると言ったのは(2)の会社の場立ちに対して

 

ただ一人(2)の会社の場立で私が補助員時代から教えをいただいた方には忖度なしで融通いたしました。

 

私が、会社を辞めてもお付き合いがあり

 

この方はいつも市場の内での立合い中はいつも隣同士で(場所は大体決まっており)

私が会社から指示の売買を終え、まだ立合いは続いておりその時、

その方が(西岡君)指値のところが抜けていると言われ、補助員に確認をしても分からずその方を信じて

指値の取引を終え結果その方の言う通りでした。

 

しかしこの方以外はほとんど忖度いたします。

 

これは私だけでなく多くの場立ちの特権でもあり

より良い情報を得る為これがやがては、お客さまのため、会社のためになります。

 

100%先を読むことができる相場はなく

 

相場の格言

人の行く裏に道あり花の山

 

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました。

にしおかまさる