第153回

場立ちにとって何よりも気持ちのいいものは

その買い物全部売った&その売りもの全部買ったと言うことであります。

 

私も2年位の場立ち生活で何度か経験があります。

この時、会社からの補助員に対する買いの指示が私に届いた時には価格の決まり手が決まっており、

その注文に対する売り物の枚数が分からず、個別に買ったのでは間に合わず自己判断で買ったと大声を出します。

 

買ったと声をかけますと、他の場立ちが買う事ができず私に全て買う優先権がありますが

しかし全ては買えません。要領の良い人がおり

 

1)の会社(私の在籍の会社)が買ったと言いますと上乗せされることもありますので気を付けます

 

どのような事かと申しますと10枚しか売りを持たず(1)私の会社には倍くらい売られることもありました。

 

その理由は私の会社のお客さまは素人だからです

これが(2)ならば相手は手を引きます。

 

結果指示枚数に足りませんがオーバーする事もなく買ったこともあります。

 

一度買ったの言葉が裏目に出てかなり買いオーバー致しました。

私は売った、買ったの声ををかけたら私に優先権がありますので先ずは(1)の会社へ、(1)は指示通リしか売りませんので安全な会社から先に行きます。

しかし優先権があっても立ち合いのどさくさにまぎれ、私が買っている間に先に売り手のところに行って買っているチャッカリさんもおります。

私が最後に(2)に行きますと思ったより売られました。

 

社に戻り始末書を書ます。

取引所は自分で相場をする場立ち⦅手張りと言い⦆が多く本当に色々な人が出入りしておりました。

 

こんな危険なところに北海道から出てきたのです。

 

取引所には10代後半の補助員から70過ぎの場立ち迄いろんな方がおり私は場立ちと言っても若年の新米ですから周りに気を使い

(2)(3)に目をつけられたなら、必ず立合い中(合法的)にやられます。

 

忖度も必要になります。

2年程の場立ちで名古屋に転勤

 

数年後名古屋から東京に戻り

 

立合い時間が長く早く立合いを終わらせたいと思い決まり手に対し、売りが何枚、買いが何枚かを高台に確認して

この枚数なら売っても買ってもいいと自身で判断をして買いがの枚数がすくなければ売ったと指図したこともあります。

 

東京に戻った時には自己玉の管理全て任されておりますので、いけないことですが時間短縮に一役買いました。

 

東京では取引所には行かず、社内でお客さまからの注文を全て管理し取引所での売買を指示しておりました。

 

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました。

 

にしおかまさる

 

 

 

 

 

 

 

 

にしおかまさる