第158回

名古屋支店、社内では

数多くある支店の中でもトップにランクされ⦅取引所⦆が3か所管轄し後に大阪の取引所も管轄

 

支店も名古屋駅前に移り1年位たった頃でしょうか?

支店にお客様から電話があり、電話を受けた女子社員から私に変わり

 

小豆を買いたいとの申し出があり、近くの喫茶店でおち合い契約書を頂き、

翌日支店にお見えになり多額の証拠金をお預けになり

 

一週間くらい過ぎた頃直接私に電話があり小豆の買い注文が入りました

当初は当限を外し残り5限月に渡り10枚ずつの買いですから合計50枚の買いです。

 

その頃お客様からは、余分なお金は預かってはいけないとの取引所からの通達がありこのままではお客様に証拠金の返金を考えておりましたところ買いの注文がありました。

 

そのうちまたしばらくして電話があり私と小豆相場について雑談だけで注文はなし

 

翌日、会社にお見えになり証拠金をお預けになり今後の

お客様の担当者を決めていただきたいと申し出ますとその方は

私を指名され、私が初めて担当いたしたお客様でした。

 

いつも会社にいる私が良いとの事で、

 

最初は、必要であればこちらから電話するので電話はいりませんと念を押され

この時はまだ、小豆相場の経験が多いのかなと見ました。

 

まさか、当社のような一般のお客様を相手の会社に仕手筋とは考えません。

 

後日又電話が入り 同じように各限月20枚合計成行き100枚の買い注文が入り

さらに指値で150枚の注文をされ

注文の仕方と会話の内容で単なるお客様ではく仕手筋と直感致しました。

 

それからは、当限は納会前に利食いされ、買い増しをされ多少価格が下がっても買い増し、

買いの枚数がかさみますと一番限月が納会に近い利幅の大きいものから利食い証拠金に組み入れ、とても利にかなった相場の仕方でした。

 

その後、頻繁に外でお会いすることもあり

お酒を一緒に飲んだこともあります。

 

この様な時には必ず常務に伝えてお会い致しました。

 

常務は私をいつも支えてくださり、かつ全面的に信用して下さり

仕事に対する権限もいただいておりました。

 

絶対にごちそうになってはいけない、またどこに行っも必ず支払いは私がしなさい。

 

出かける時には、支払いの余裕を持ちお金は会社からもって出ましたが、

お客様は、私がお店を選んでよいとの事でお客様の前で支払いがしなくても良い、常務との行きつけのお店を選びました。

 

Yさんには私が、東穀の場立ちであったと伝えておりましたので意外と早く打ちとけて下さり

私からも電話しても良いとも言われるようになりました。

 

話しの内容でその方の相場の見解を言葉の橋端から読み取れおおいに参考になりました。

 

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました。

 

にしおかまさる