弘法大師と東寺ー4
第72回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
明王ゾーンには五体の明王さま
不動明王坐像(国宝 中央に配置 像高:177cm)中心にそのまわりを四大明王さまが安置され、お顔には圧倒され、すべての明王さまには威厳があります。日本最古の不動明王さまと言います。
不動明王さまは、青黒の形(しょうこくのかたち)・金剛石に座し・大火焔(だいかえん)・右手に大智剣(だいちけん)・左手に三昧の索(さんまいのなわ)を持(じ)して無相の法身(ほっしん)虚空同體(こくうどうたい)衆生心想(しゅじょうしそう)の内に住したまうとあり、下唇をかんでいるのが特徴です。
降三世明王立像(国宝:平安時代 東南に配置 像高:177cm)四つお顔、腕は8本です。
軍荼利明王立像(国宝:平安時代 西南に配置 像高:185cm)
大威徳明王騎像(国宝:平安時代 西北に配置 像高:103cm)水牛に乗っておられます。頭上のお顔も入れ六面六臂、6本の腕とを持つ。
金剛夜叉明王立像(国宝:平安時代 北東に配置 像高:174cm)中央のお顔は眼が5っ左右のお顔は3っと異様なお顔であります。
全ての明王は一木造りで有り、五大明王の特徴といたしまして形相は怒りに満ちているようです。
天部ゾーンには四天王をはじめあと2体の天部があり合計6体の天部が安置されております。
持国天立像(国宝:平安時代 東南に配置 像高:184cm)国を支えているので持国天というそうです。
増長天立像(国宝:平安時代 西南に配置 像高:187cm)
広目天立像(国宝:平安時代 北西に配置 像高:173cm)
多聞天立像 (国宝:平安時代 北東に配置 像高:164cm) にらんば・びらんば・の邪鬼と地天女の上う立つ。他の三天像は邪鬼を踏みつけております。この北西は重要であり四天王のリーダー言うのでしょうか? 多聞天は別名毘沙門天とも言いとても人気があります。
法隆寺の四天王は日本最古の四天王といわれ、直立して怒りはあまりお顔に出ておりませんが、教王護国寺(東寺)の四天王はお顔に怒りがにじみ出ております。
梵天坐像 左右にお顔を持ち4本の腕で蓮華座はガチョウが支えております。(正面右側中央に配置されております)
帝釈天半跏像 左足を垂下して象に乗っておられます。 とにかく今で言います、イケメンだそうです。私は全く気が付きませんでした。
続きは次回にお届けいたします。
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
にしおか まさる