色石の買取-その2
第12回
こんにちは ジュエリーニシオカ のにしおかまさるです
ダイヤモンドと同じように、色石にも合成石・人造石・模造石があります。違いを簡単に書いてみます。
合成石とは同じ成分を使用して同じ環境で人間が作りだした石でありますが天然石ではありません。人造石はキュービックジルコニアと思って下さい。
合成石は内包物もなくとても綺麗ですが天然石とは言えません。
色石は大きなものであっても買取価格が非常に安く、店舗によっては ¥0円 査定があります。【五大宝石】であっても買取価格は有ってないような店舗も多くお客様は混乱されております。
例え小粒でも驚愕の高額買取の色石もあります。一般的に人気のない色石は大きくても買取値は付かず【五大宝石】と呼ばれ、大きさもある程度ありますと よほどのことがない限りお値段は付きます。
色石の鑑定は、ダイヤモンドと違い非常に困難であり、色石の真贋がなければ、買い取ることは店側にとても大きなリスクが生じます。
リスクを考えて大きな色石でも、数百円~千円位で買取される店舗もあります。
色石には、ダイヤモンドテスターのような色石テスターは有りません。
私は、顕微鏡と屈折計で屈折率を調べ(天然石と合成石は自分の判断)合成石の可能性がある時には鑑定機関に依頼
買取とは自分が確かな自信をもち、真贋の出来るものを扱うべきと私は思っております.
全てでは有りませんがリスクをおかすより、色石は¥0円査定、地金だけの買取店が県内では多く見られます。
ダイヤモンドには、(4C)と国際価格があります。
残念ながら、色石にはありません、査定にはしっかりとした真贋と経験が必要であります。色石の査定は、産地・色合い・内包物・その人の感性で買取額も違ってまいります。
県内で、各種多品目の買取されている業者は、買取品目が多く、個々の商品知識が浅く、少数人員での多種にわたる買取は、商品に対する目利は薄れるとかと思われます。
色石の査定は難しく買取基準も何もない事を知っていただけたらと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
にしおか まさる