仏閣・仏像そのー11立石寺(山寺)-3

Last Updated on 2019年3月16日

第39回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

立石寺(山寺)最終回を書いてみます。

立石寺(山寺) ( 慈覚大師・円仁)860年 開山   慈覚大師円仁は山寺で開山堂で安置されております。 

ここからは奥の院までのご本尊を紹介いたします。

根本中堂 【ご本尊 慈覚大師円仁作と言われる薬師如来坐像】  脇侍に日光菩薩・月光菩薩・十二支天・文殊菩薩・毘沙門天・がお守りいたしております。

     (不滅の法灯)延暦寺が織田信長の焼き討ちに合い法灯が消え、立石寺(山寺)から分火し再び延暦寺に法灯いたしその後450年近く今なお法灯は消えることなく守られております。

性相院  ご本尊  円仁作  阿弥陀如来  大仏師運慶作 毘沙門天が安置されております 

金乗院  ご本尊  延命地蔵菩薩    不動明王

中性院  ご本尊  阿弥陀如来

華蔵院  ご本尊  円仁作  観世音菩薩

奥の院 (正式には如法堂) ご本尊  慈覚大師円仁が中国で持ち歩いた釈迦如来と多宝如来の両尊をご本尊としております。4月この院に入った時にはとても暖かくホットしました、8月は暑くもなく寒くもなくただ8月の気温にしてはやはり山の上でしょうか気温は低く感じたのは私だけだったのでしょうか?

如来堂の左の大仏殿には5mの金色の阿弥陀如来が安置されております。

このお堂華蔵院以外は登る右側を、左側に目を向けてみたいと思います。

開山堂   ここのお堂は大師の御堂で864年入滅  慈覚大師円仁の木像の尊像が安置 このお堂からは山寺が一望されます。

五大堂      開山堂の近くには五大堂ここからの展望は山寺を一望又はるか前方には蔵王連峰がきれいに見ることが出来ます。この五大堂は高所恐怖症の私は4月の時には足がすくんで入れませんでした。翌年の夏には赤子のようにはって入ることができこの時に蔵王連峰をみることができました。

この山寺は、いったいどのようにして材木を運んだの?当時はまだない階段を仏像は背に担いで転ばないように運んだ命がけの仕事、崖の上にどのようにしたら五大堂が建つのか色々と考えさせられました。

これらのことは、中尊寺にも言えますが、もっと大きな視野で日本の仏閣を見ますと同じ様なところがたくさんあります。平泉町の【建谷窟】もおなじでした。

山寺から下山して山寺の駅に向かい、駅からは山寺が一望でき残雪の山寺、緑り豊かな山寺同じ場所から見ましたが、1159年前に慈覚大師円仁さんがこの場所に山寺を建立したことを創造しますと、とてつもない大事業をしてのけた方です。中尊寺・毛越寺・松島五大堂・瑞巌寺・青森県の恐山、東京浅草寺・等円仁さんが開山、再興したお寺は関東209寺東北に331寺あると言われます。

山形に出向いたならぜひ山寺へ!平泉・松島にも!   平安時代の、日本の名刹があります。

さいごまでおよみいただきましてありがとうございます

にしおか まさる