ダイヤ人工処理買取評価-2

第93回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

蛍光性には大きく分けて5段階がありました。

 

この蛍光性もダイヤモンドに特殊ライトを当てますとすぐに判明いたします。

VeryStrongは鮮やかな青色が浮き出ます。

前回書きました、Mediumは私個人の意見ですが、10%も減額にするほどなのかと思います。None ・Faintは両方ほとんど変わりませんから減額はありません。

しかし、買取ではMedium・Strong・VeryStrongは減点対象になります。

蛍光性が強いダイヤはカラーグレードが正確に判断されないこともあります。

何度も言いますようにダイヤモンドの購入にあたり、自分が納得されているのであれば(LDH)(蛍光性Medium)であっても安価で、大きなダイヤが好きな方はそれもありです。

しかし照りのないダイヤだけはお避け下さい。なぜかと言いますと陽の光にダイヤモンド特有の輝きが薄れます。

 

ダイヤにも照りがなくても、今一度ダイヤモンドを磨いていただいて綺麗になった例があり、磨くことで全体の一割程小さくなりますが、カラーはUP いたします。

カットは状況にてUP  することもあります。しかしこれはダイヤ専門のカットをする方にダイヤをお見せしなければ分かりません。

 

アメリカの方は日本のように4CがどうのLDH.蛍光性がどうのなんてあまり言いません。

アメリカではモアッサナイトが天然ダイヤより油脂性をはじくためダイヤがいつまでも綺麗であるということと安価で大きいダイヤ類似品のモアッサナイトが求められていることも事実です。

 

このブログ24回で書きました、ダイヤモンドは今や合成ダイヤモンドの時代に入っております。肉眼で見てもルーペで見てもプロでさえ判断がつかないダイヤモンドが販売されております。

天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは同じ炭素であり、違いは天然ダイヤモンドには窒素があり合成ダイヤモンドには窒素が含まれないの違いがあります。

やはり買取では天然ダイヤモンドが高くなります。(LDH・蛍光性あり・照りなし)は何度も言うように安価になります。

カラーダイヤモンド

天然は希少価値でありますから高い評価であり、ファンシーイエローはダイヤの大きさ・クラリティ・ダイヤの形状によってかわります。

人工処理をしているカラーダイヤモンドは、人工処理をしたということはそれなりの事情がありますので普通のダイヤより買取額は下がります。

 

100回と101回をお楽しみに、買取の仕組みが良く分かります。

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました

にしおか まさる