ダイヤモンド売却はここに注意-1
第95回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
今の、買取店のホームページを見ますと、いつも言っておりますように高額買取の一点張りです。
高額買取とは、読んで字のごとく高額で買取ますと言う意味であり、高額と言う言葉の意味を理解していないのではないでしょうか?
高額買取を謳うのであるなら、せめて公示価格で買取をして下さいという事です。
高額ということでお客さまが行かれるのであり、ホームページやお店の前に高額買取を謳う以上、お客さまを欺くような買取はいかがなものでしょうか?
何を買取るにしても、見たまま正直に公表価格で買取することが大事であります。
買取格差をどうこう言っているのではなく、格差はあってあたり前で、せめて公表価格で買取って下さいという事です。
お客さまが注意すべきことは
金・プラチナ・ダイヤモンドが正しく目の前で査定されているか、しかしダイヤモンドに限ってお客さまには正直に査定がなされているかは分かりません。
金・プラチナは目の前で重量を量っていただきますと、K18であるならば重さに買取金額を計算いたしますと普通は買取金額額も分かりますが、
そこに訳の分からない、古い・リングの歪み・切れている・その他の難癖で買取表示額から差し引くことは本来の買取とは違います。
お客さまは、その様なことがあったなら売却はお止めください。
*ご自分から決して、何金であると言うことはお避け下さい(買取店によってお客さまの言われる純度で買取致します)
ダイヤモンド
一般の方には査定の手順が理解できません。
ではどのようにするか?
お店が信用できるか、またダイヤモンドの査定の知識が持ち合わせているか否か、ダイヤモンドの査定は大変複雑で有りいくつもの工程から一つ一つ丁寧に見ていきます。
1)カラット(重量) 2)カラー 3)クラリティ 4)カット の4Cはダイヤ鑑定の基本であり
蛍光性、レーザー処理をされていないか(LDH)の有無、照りはあるか否か、ダイヤモンドのサイズ、
これら一つ一つの有無によって査定は大きく変わり、これらを総合してダイヤモンドの買取査定額が算出されます。
次回に続きます
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
100回と101回をお楽しみに、買取の仕組みが良く分かります
にしおか まさる