ソーテイングレポートの見方(CGL)
第110回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
第105回では鑑定書の見方についてお届けいたしましたが、私のブログでよくダイヤモンドソーテイングという言葉がでてまいります。
今回は中央宝石研究所のソーティングの見本を用いてご説明を致したいと思います。
(中央宝石研究)ソーティングレポート見本より
このような、ソーティングレポートをごらんになられた方もいらっしゃるかもしれません。
このソーティングレポートは業者間での取引に用いられます。
CGL(中央宝石研究所)GIA・AGL・日本における三大鑑定機関と言われており、中でもCGL(中央宝石研究所)が日本国内では多く利用されており
中央宝石研究所さんのソーテイングレポートから簡単に説明をして見たいと思います。
1)NO レポート番号
2)右うえの H052906 は平成6年5月29日 と読みます
3)Carat 0.386ct ダイヤの重量を表示
4)Color F JJA/AGL認定No.201 認定マスターストーンセット (検査対象のダイヤの色の濃さを判断してカラーグレードを表示)
5)ColorOrigin 色の起源が天然でNATURALと記載
6)Clarity SI-1⦅FL~L3)まであります。
7)Cut GOOD (EXCELLENT・VeryGood・Good・Fair・Poor)
8)Cutの右横 Sizu4.49-4.60×2.9mm (ダイヤの直径と高さ)0.5は5.mm ・1ctは6.5mmを切りますと買取価格が下がります。
9)左下枠外に Fluo None(蛍光性を表示しております)None・Faint・MediumBlue・StrongBlue・VereStrongBlue・
10)右横下にはGIAグレーディングシステムに準拠 (GIAに定められた基準)
☆ これ以外にもハート&キューピッド (H&C)
カット EXCELLENT 仕上げ 研磨状態 EXCELLENT 対称性 EXCELLENT の三点がEXCELLENT であれば 3EXと表示されます。
105回の鑑定書の見方を参考にしていただけたならと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
にしおか まさる