仏教版➡開運の四文字熟語
第490回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
488回は「縁起の法」と「煩悩」との向き合い方を書いて見ました。
私は5年間独学で仏教を学んで参りました。
分かったようで実は何も解っていないのかも知れません、だからこのようにブログで投稿することで学び自分を戒め心を豊かにすることに励んでおります。
自分の心が幸せだと思う瞬間は人それぞれ違うと思います。
心が感じる本当の幸せは布施にあると感じるようになりました。
お布施と言っても私のお布施は、目立つこともなく少しでも人のお役に立つことであれば良いと思っております。
お釈迦さまはどんなに苦しくてもわずかでもお布施をする心が大切であると、大金持ちの人がお布施をするより尊いと。
お金ばかりでなく、無財の七施の一つに「和顔愛語」おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することも布施の一つです。
一番心が嬉しくなる時は善いことをしたときです。
善い心になり、さらに大きな心になるよう日々イメージをして行くことで心は変わって行きます。
心は「無常」で常に移り変わります。
稲盛和夫さんのお話の中にこの世には我々を進化させる宇宙からの意志が働いていると、その意志とは「愛・誠・調和」であり、その意志に反発するのではなく宇宙の流れに同調し調和をしてその意志を頂くことで大きく運命が変わりますとおっしゃっておられます。
では「愛・誠・調和」とはいったいなんなのか。
「愛」他者の喜び事は自分のことのように喜ぶ心。
「誠」利他の心を持つ心。
「調和」」生きとして生けるものの幸せを願う心。
その宇宙の意志は宇宙のどこから?
阿弥陀経によりますと大宇宙には大きく分けて「東、西、南、北、下、上、に三千大千世界」という惑星の集まりがあり他にも無数の惑星が、そこにおられる仏さまから地球に我々を進化させるためにエネルギーを送って下さり、「愛・誠・調和」を願う人に届くと言われます。
仏教版 開運の四文字熟語
「慈・悲・喜・拾」(じ・ひ・き・じゅう)と読みます。
「慈」他者を慈しみを持って楽をあたえる心
「悲」他者の苦を救済する心
「喜」他者の喜びを妬まず共に自分の喜ぶ心
「拾」特定の人をひきにしたりする心を捨てて平等に利益する心
「慈・悲・喜・拾」を毎日心に入れて実行することで思いもしない利益が生じます。
仏教では「利益」と書いて「りやく」と読み、お金が儲かる事ではありません、この「四字熟語」はよく見ますとすべて善なる種まきです。
(身の周り、玄関、トイレ、お部屋)掃除をするには4ッの利益(りやく)があると言われます。(こちら)
*自分の心を清める
*他者の心を清める
*神さまがお喜びになる
*やがて来る未来の幸せの種を蒔いている
自分の心を変えるには日々、他者の幸せを願う、いつも善いことをすると心で思い続ける事です。
心は次第に悪いことは考えず善いことをしたいと思うようになります。
心も「諸行無常」です。
常に移り変わります。
何故なら心も「万物一切の真理⇒縁起の法」だからです。(こちら)
「真理」とは
変わる事がない、いつ、どこの誰にも通ずる、浄土真宗では第二のものは存在しない。
分かりやすく言いますと「因果応報」です。
「一切 縁によって生じ、一切縁によって変化し、一切縁によって滅します」。
すなわち「因果応報」は、一切縁によってなくなります。
これがお釈迦さまが説いた仏教の根本ともいう「因果応報」なのです
いつも奇麗な心になりたい、
いつも他者を思いやる心があればそれだけで
生きとし生けるものすべてが幸せでありますように
世界中の子供に幸あれ、笑顔いつもありがとう。
宝石ドクター にしおかまさる
ジュエリー・ニシオカ