歎異抄、人間死んだらどうなる「後生の一大事」とは

Last Updated on 2022年11月16日

第459回

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

長文でありますが、お読みいただけますときっと自分の人生に大きくお役に立ちます。

お読みくださり理解された方は自分の人生を必ず変えます。

 

「後生の一大事」とは、死んだ先のことです。

 

お釈迦さまは、死後の世界を生涯をかけて説いてこられました。

親鸞聖人も、このお釈迦さまの教えを（こちら）、同じく生涯説いてこられ、お聖人の教えは一枚看板「平生の業成」と言われております。

 

私たちは死後の世界を考えると暗くなりとても不安になります。

死んだ死後の世界はあるんだろうか。

臨死体験された方

口に出さないだけで多くの方は死後の世界を感じていると思います。

 

1、天国

2、地獄

3、まだ死んでもいないので分からない

 

しかし、お釈迦さまは必ず堕ちると、その六道とは（こちら）

六道とは

天道(天人が住む世界)

人間道(人間が住む世界､苦しみも楽しみもある）

修羅道(争いの世界)

畜生道(畜生の世界)

餓鬼道(生前強欲で､慈悲の心もなく､私利私欲のかぎりつくした罪）

地獄道(罪を継ぐなわせるための世界)

 

人間界での生前の行いで次の行き先が決まると言われ

だれしも皆人間道を望み畜生､餓鬼､地獄道には行きたくありません。

一度餓鬼道に堕ちてしまいますと約1万5千年間飢えと渇きに苦しむそうです。

(松佑寺さんの小雑誌より)

 

畜生道から地獄道まで三悪道と言われ､修羅道から天道迄三善趣と言い

又地獄道から修羅道も含み四悪趣ともいう｡

 

六道は、自分が行ってきた「業」によって決まると言われ、「業」とは煩悩そのものです。

 

人は現世で苦しみ悩み、来世では自らの「業」によって償います。

現生の苦は「前世での業、現生の業」によって苦るしんでおります。

 

歎異抄で親鸞聖人がおっしゃった

 

１８条弥陀の誓願、「弥陀はでもどんな悪人でも、救うとおっしゃっております」。

 

自ら生じた煩悩により苦しみ悩み、煩悩をさらに大きく育てた結果【「自因」が「縁」と結びつき「結果」におののくことになります】。

だからこそ、「懺悔」が必要なのです。

 

「自因」は死んでも離れること無く「来世で縁」と結びつき【「業」が結果になり苦しみます】。

 

何度も言ってきたように「因果の法則」は仏教の大切な教えであります。

釈迦は「因果応報」を教えない仏教は邪道と言っておられます。

 

阿弥陀さまは、どんな悪人をも必ず救うと自らの「正覚」をお賭けになり修行され衆生を救って下さると言われているのですから、一度宗派等は超えてお聞きになられたらいかがでしょうか？

 

本当かよ！

まア、お釈迦さま、親鸞聖人も言われるのなら一度くらいは聞いてみっか！

 

その様に疑うのは当たり前でこの私もそうでした。

浄土真宗には親鸞会というのがあります、私のブログよりそちらを聴聞して下さい。

 

「真宗大谷派・真宗の生活」冊子には

「南無阿弥陀仏」は、阿弥陀さまから私たちに対する「いのちに目覚めよ」という呼びかけに、私たちは「いのちに目覚め生きていきます」と呼びかけに応えていく。

 

 

死後「自業苦＝地獄」へ行くのと「お浄土」へ行くとでは大変な違い。

お浄土に往き、仏となり一切の煩悩も無くなり輪廻転生もなくなるとお釈迦さまが説いております。

 

「後生の一大事」を知り、全ては「阿弥陀さまの本願力」。

【「他力本願」にて「信心決定」】することで、死んだらどうなるだろうかの悩みも消え「破闇満願」となり死に対する考えが変わります。

【絶対の幸せになる】

人間に生まれて良かった、この身になるために生まれてきたのです。

 

私たち人生の先が全く見えないので不安がいっぱい。

闇夜の中を生きていると同じなのです。

 

「破闇満願」は

名号「南無阿弥陀仏」のお陰（他力本願）阿弥陀仏の本願力そのものといえます。

ジュエリー・ニシオカ　　

　　　　にしおかまさる

世界中の子供が幸せでありますように❣