パパラチヤサファイヤ・パライバトルマリン買取
第107回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
今回は色石の売却に当たり鑑別書を添えて売却に行った先で、鑑別書との内容が異なる可能性があり今一度お見直し致したいと言われることも稀にあります。
当店でおとり扱いさせていた中でもパパラチヤサファイヤがあります。
私も30年程前でしょうか、私は実際に色石ソーテイング付きでパパラチヤサファイヤとして販売されているルースを見ました。
価格もパパラチヤサファイヤである以上当時にしては決して安くはありませんでした。
パパラチヤサファイヤの色目の見方も好みでしょうか? 全てのパパラチヤサファイヤには、ルースごとに違う鑑定機関のソーティングがついており
5~6個のパパラチヤサファイヤにはルースごとに違う鑑定機関のソーティングがあり、この色目でパパラチヤサファイヤになるのかなと思ったのもありました。
ここ2年程の間に3回パパラチヤサファイヤのお買取を致しました。中央宝石研究所でソーティングしていただいたところオレンジサファイアと判明いたしました。
当時パパラチヤサファイヤの鑑別においても、ダイヤと同じようなかさ上げを聞いたことがあり
やはりダイヤモンドのかさ上げと一緒でした。
お断りいたしますが私の見たものは・GIA・CGL・AGTの鑑定機関では有りません。
解りやすく説明いたしますと、ピンクサファイアとオレンジサファイアと色的にパパラチヤサファイヤに近いものをかさ上げ依頼をして鑑別書を発行したと思われます。
次に気を付けなければならないのはパライバトルマリンです。最近見たものでは、鑑別された時期も古く、10倍ルーペで見ますとひび割れも多くパライバトルマリンの保証書がありました。
この持ち込まれた石は0.28CTで有り枠から外し洗浄機などには耐えられないでしょう。
お客さまにご理解いただき、周りのメレーダイヤとK18のみのお買取にさせていただき、トルマリンは外しお返しいたしました。
パライバトルマリンは、色合いと、発掘産地によりパライバトルマリンの買取価格も違ってまいります。
色石の買取では『ルビー・サファイア・パパラチヤサファイヤ・翡翠・エメラルド・アレキサンドライト・ブラックオパール】には気を使います。
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
にしおか まさる