仏閣・仏像そのー4(毛越寺)

Last Updated on 2019年3月13日

第32回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

中尊寺は自分が書いてみようと思った内容とは程遠いブログでした。仏像中心に書こうと思ってもそこには時代、仏像のいわれなどが重なり仏像中心にはなりませんでした。拝観時の年齢と今の私の年齢では見方も感想も違い、私がそれだけ歳を取ったのであり、今後も仏像だけでなく、四季も覚えている限り書いていきます。

今回は、中尊寺金色堂の隣接されたところには 藤原基衡が建立し藤原秀衡二代によって完成された毛越寺を書いてみたいと思います。

この場所も中尊寺と同時期に二度訪れました。

本坊から入りすぐ左には、大きな建物で毛越寺宝蔵庫には藤原三代画像、仏像等色々と展示されております。

毛越寺本坊を入りますとすぐ右に冷たい麦茶をいただきましたが、暑い事も有ってかとてもおいしくお土産に買ってきました。(飲み終え後日 宅配にて再度購入いたしました)

本坊直進しますと大きな本堂があり、さらに進みますと開山堂が(慈覚大師)円仁座像が鎮座されております。

毛越寺の池には、きれいな蓮の花がさいておりました、8月の上旬が見どころだそうです。しかし当時と今では温暖化され満開の時期は変わったかもしれません。

 

濁った池に何故あのような美しい蓮の花が咲くか思いつつ、ソッカ! 池は濁っていてもいつも自分の襟を正し、澄んだ子供のような心を持つことで蓮の花のような美しい花が咲くとお釈迦様は説いているのかなとほんの少しだけ思いましたが毛越寺を出る時には忘れておりました。

毛越寺と同じ蓮の花が咲く、福島県白水阿弥陀堂にも同じ種の蓮が咲いております)

毛越寺の庭園の見どころは,遣水で有り平安時代の遣水としては日本唯一のものだそうです。曲水(ごく水)の宴(平安時代の雅を創造するだけでも楽しくなります)曲水が流れ込む先には大きなため池でしょうか、そこには龍の船が!

鐘楼跡で、一回願い事を念じ大きく突くことできま。力の入れようで庭園中に響き渡ります。『有料¥500』でした。

中尊寺の隣には  毛越寺は850年円仁(慈覚大師)開山

藤原基衡が毛越寺(もうつうじ)を建て藤原秀衡が完成。

平泉(中尊寺)(毛越寺)山形(立石寺・山寺とも言います)松島(瑞巌寺)四寺廻廊であります。

山号は『医王山』  ご本尊  薬師如来立像(2.4M)   脇侍 日光菩薩&月光菩薩

この毛越寺の素晴らしいのは庭園であります。この庭園は浄土庭園とも呼ばれており、世界遺産登録時には 平泉ー(仏国土)=浄土が認められ2011年6月25日世界遺産に認められる。

平泉に行きますと、中尊寺金色堂と毛越寺が一度に拝観できます。中尊寺駐車場から5kmほどで達谷西光寺【建谷窟】があり、このお寺は、崖にまるではり付いている感じで、坂上田村麻呂の創建と有りこのお寺の横には大きな崖がありこの崖には顔面大仏が彫られております。平泉まで来たならぜひ行ってみたいところです。

平泉全体が世界遺産です。

さいごまでおよみいただきましてありがとうございました。

にしおかまさる