仏閣・仏像その-22(白水阿弥陀堂)ー2
第51回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
今日は引き続き白水阿弥陀堂をご紹介いたします。
実は、白水阿弥陀堂は2011年3.11の東日本大地震によって損傷を受けており阿弥陀堂の拝観が中止となり2012年7月に再開されております。
地震によって損傷した阿弥陀如来坐像・持国天が京都にて半年かけて修復されました。
白水阿弥陀堂
(山号・菩提寺) (創建・1160年) (国宝・阿弥陀堂) (国史跡・浄土庭園)
ご本尊 阿弥陀如来 ( 国重要文化財 木像阿弥陀如来坐像85.5cm・脇侍には観音菩薩・勢至菩薩・持国天立像・多聞天立像)
開基 徳姫(岩城則道の妻)
正式名 願成寺 (寺院の名の通リ徳姫が亡き夫を弔うために建てた寺院)
国宝阿弥陀堂は三間と言いますから540cm四方のお堂であります。
阿弥陀堂に行くには俗界(現生私たちが住んでいる世界)と浄土をつなぐ橋を渡っていきます。(浄土橋というのでしょうか?)
この橋は(朱色)南から北に向かう【反り橋(そりはし)】を渡り中島に、次に【平橋】を渡って出島に立つ阿弥陀堂へ向かい、生きたまま極楽浄土に行く事が出来又帰りは同じ橋を渡って俗界に帰ってきます。
この橋下の池を浄土池と呼んで、この池には毛越寺と同じ古代蓮が(中尊寺蓮とも言われております)池のあちらこちらで7月10日頃には見る事が出来ます。
最近は温暖化の影響もありますので行かれるときには寺院にお尋ねしてからが良いかと思われます。
蓮の花、以前毛越寺でも触れましたが濁った池で何故あのような綺麗な花が咲くのでしょうか? 花の下はレンコンです。
お釈迦様、阿弥陀如来様、多くの如来さまは蓮華座にお座りになっており、ハスの花をもっておられる仏様。
心を綺麗にしてくれる美しい花、極楽浄土に咲く花 (花言葉は清らかな心)だそうです。7月には浄土池にはたくさんの古代ハスが見る事が出来ます。
この続きは次回にて
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
にしおかまさる