北海道と私-冬
第78回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
私の子供のころは一年の中半年が雪の生活、3月中旬から雪がとけだし道路はいつも雪解け水で汚く毎年春のこの時期は嫌な思い出しか浮かばず、楽しい思い出はほんのひと時の夏休みでした。
あまり雪は好きではなく冬より短い夏が好きでした。
理由は、そのころは温暖化なんて言う言葉も聞いたことがなく、私が育った町は北海道でも雪の量が多く、小学5~6年頃には家の前の除雪を日曜日に、屋根の雪下ろしも屋根に上がって父の手伝をいたしました。
私だけではなく同年代の子供の多くは同じです。
雪が多い日には学校から帰ると、親が除雪をしていますと手伝い、除雪した雪がたまると(そり)に入れ川に捨てに行きます。除雪に30分かかり終わると最初のところには10cm程積もつております。
炭鉱町ですから周りは山に囲まれております。
その様なことがあってか冬はあまり好きではありません。
今でも雪は嫌いです。 と言っても小・中学生では必ず一冬に一度スキー大会があり結構活躍した記憶がありスキー、スケートは良く遊びました。 小・中学校と言っても半世紀前です
スキー・スケートは自然に身に着いたものですから全てが我流で、良く近くの山にスキーに出かけ春先には、今思いますと何度か雪崩も近くで見ております。
スキー場なるものが出来たのは良く覚えておりませんが私が高校の時と思います。中学卒業後一切スキーはしませんでした。
家近くの、いくつかある山の全ては私たち子どもの自然のスキー場ですから、リフトとなどはありません。
朝学校に行く時間帯、はっきりとした記憶では有りませんが氷点下20℃ですからマスクをかけますとまつ毛、眉毛、が真っ白で凍っております。
小学校までは自宅から40分くらいでしょう、今のように靴も防寒されておりません、道路も凍っていますからゴム長靴に滑り止めが付いており中学校に行く頃には靴もかなり改善されておりました。
家の窓は全て屋根から落ちる雪に備えガラス窓を板で覆っておりますから一日中、電気がついております。
朝小学校に出かける時には家の玄関前には一晩で50~60cm雪が積もつている中登校です。
このブログ読まれた方はどんなところで生活していたと思うでしょう。
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
にしおか まさる