ダイヤモンド人工処理-1
第90回
こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです
89回では、エメラルドの人工処理(オイル)についてい届けいたしました。
市場に出回って居ります色石はほぼ人工処理されていると思って間違いありません、裏を返しますと本物である証です。(中には稀に非加熱もあり、これは希少価値であります)
世界四大宝石【ダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルド】これらの全ての宝石の色石には人工処理がされていると思ってください。
宝石によって人工処理の仕方が異なって参ります。
専門的な言葉はできるだけ使用せず、お客さまにそういうことなんだとお分かりいただけましたらと思います。
ダイヤモンド
人工処理の仕方も目的によって違って舞います。
*放射線処理・・・ダイヤモンドの原石を採掘した上で全てが市販されているようなホワイト色ではなく、色々な色がありこれらの中から放射線処理をされるダイヤを選びます。
本来なら、放射線処理などはしないのが理想であり、ダイヤに放射線を当てると言うことは、解りやすく言いますと4Cが良くないから放射線処理をするのであり
トリートメント処理をすることで、カラーダイヤモンドがお求めやすくなります。(天然カラーダイヤモンドの十分の一で購入できます)
カラー処理なら購入時に納得の上で購入いたします(今は処理済みのダイヤモンドにどのような処理をされたか鑑定書に記載されております)
しかしレーザー・ドリルだけは 販売店も説明しないところがあります。
お客さまも、レーザー・ドリルと記載されてもあまり気になさらないようです。
ダイヤモンドは太陽の下で見ても、とてもきれいで見ただけではレーザー・ドリル(LDH)処理がされているか素人の方には分かりません、
プロの人さえ見分けがつかない方が沢山おられます。
この処理はダイヤの価値を大きく下げるだけで有り鑑定書にLDHと記載されていたなら購入は今一度お考え下さい。
大きく比較的安価なダイヤでLDHをご理解しているのであればよいと思います。
次回に続きはお届けいたします。
100回と101回をお楽しみに、買取の仕組みが良く分かります
さいごまでおよみいただきましてありがとうございました
にしおか まさる