「後生の一大事」これすなわち「自分の一大事」

Last Updated on 2023年1月4日

第463回

新年あけましておめでとうございます。

 

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

お読みくださり理解された方は自分の人生を必ず変えます。

 

2022年は浄土真宗の神髄を見ることができ、自分は何のために生まれてきたのか。

今迄の自分はこの為に生まれてきたんだと思うことがいくつかありました。

 

しかし、はっきりとこのために生まれたということが分りました。

 

浄土真宗の大切な教えからです。

現世でも、あの世でも絶対の幸せです。

そんなものがあるかとお思いでしょう。

 

それにはまず、人間界に生まれさせなければ助けることはできないと、

生まれさせて下されたのが、光炎王光(こうえんのうこう)の働きです。

「光炎王仏とは阿弥陀様」を言います。

 

私たちが

何のために人間に生まれて来たのか、

何のために生きているのか、

人生の目的は、迷いの打ち止めをして、未来永遠の幸福になるためです。

 

ですから、生まれがたい人間に生まれたということは、どれほどあり難いことか。

 

迷い苦しみとの縁を絶ちきるために生まれてきたと言っても過言ではありません。

 

私たちは過去生において何度生まれ変わっても、結局同じ過ちの繰り返し。

「地獄界、餓鬼道、畜生界、修羅界、人間界、天上界」、という6っの迷いの世界を、生まれ変わり死に変わり、この生死を何度も繰り返していると言います。

 

限りなく六道(こちら)を回り続けており、

これを仏教では「六道輪廻」と言います。

 

お釈迦さまは

人身受け難し、今已に受く
仏法聞き難し、今已に聞く。

この身今生(こんじょう)において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの身を度せん。

 

意味は

生まれ難い人間に生まれた今、仏法を聞き、
人生の目的を果たさねば、いつ果たすというのか。

「人間でいる今しかチャンスはない

今、今、今しか人間界に生を受けた今しか六道から離れるチャンスはないのです。

 

このいつまで続くか分からない、苦しみ迷いの輪廻から出なければなりません。

このことを「出離」と言い

この六道から「出離」するには阿弥陀仏のお力をお借りしなければなりません。

 

阿弥陀仏のお力をお借りすること【他力本願】と言っております。

 

このチャンスは今迄何度も言っており、出来るのは人間界にいる今だけです。

 

私なんぞは、「有漏の穢心」

有漏とは(煩悩)穢心とは(穢れた身体)

死んだら私は間違いなく、地獄に堕ちたでしょう。

 

しかし今は100%「助かるに間違いなし」といえます。

(堕ちるに間違いなしから)今度は「助かるに間違いなし」となる身。

 

この違い分りますね。

地獄に行かず、お浄土へ往くと言うことなのです。

 

それも一度「信心決定」したなら、死ぬまで二度と変わらない「絶対の幸せ」となり、

現世も死後も絶対の幸せになることができます。

 

生きているうちに、宗派は問わず、世界中のどなたでも生きている間に信心決定して下さい。

 

「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」(こちら)

意味は

「善人でさえ往生できる、ましてや悪人なら尚更だ」

 

往生とは

現世も絶対の幸せ、来世「死後の世界」も絶対の幸せになれると言う意味です。

 

浄土真宗では「後生の一大事」という言葉があり、この「後生の一大事」を知らなけれ「信心決定」の意味が分かりません。

 

「後生の一大事」すなわち死んだらどうなる、我が魂はどこに?

 

人は死後のことを考えるのが怖くだから先延ばしにしてチャンスをつぶすのです。

 

必ず人は100%死にます。

遅いか、早いかそれは分かりません。

 

死後を考えますと「心は暗く」なり落ち込み「後生の一大事」を知る事で心は晴れます。

この「暗い心」は一生治らない難病と言われており、生きている今治して下さい。

 

「後生の一大事」を知り、「信心決定」することで

大宇宙の宝が封じ込められている【宝珠名号「南無阿弥陀仏」】を頂き、自分のものにするこで「破暗満願」となります。

 

闇を破って絶対の幸せにという意味であります。

 

 死んでからはこの願いは叶いません。

「平生業成(生きている平生に、往生の業事が、完成する)」という意味。

 

この春、歎異抄に出会ってなければ私は、また同じ過ちを繰り返していたと思います。

歎異抄の出会いも、今考えますと不思議な出会いでした。

 

今迄に幾度か人智を超えた経験があり、(過去の当ブログ)に記載しております。

この歎異抄との出会いも不思議な出会いで、大きく仏教を見る眼が変わりました。

 

あれだけあった煩悩がこのひと月、菩提に変わったかと思うこともあります。

 

崩れない絶対の幸せをつかんでください。

信心決定したなら必ず自分には分かります。

 

【信心決定して、名号「南無阿弥陀仏を頂き」】

「他力本願」等といわず何度も聴聞して「信心獲得」して下さい。

他力とは「弥陀仏より頂く」ことをいい「弥陀の本願力」を言います。

 

ネット聴聞、本代だけで信心獲得はできます。

 

無理強いもいたしません、寄附金もありません、会費もありません。

必要なのは自分の意志と心がけ、聴聞、本代です。

 

聴聞は、いまの時代ネットで出来ます。

 

 

皆様のますますのご清栄をお祈り申し上げます。

 

他の人より「金、プラチナ、ダイヤモンド」にチョット長く携わっている普通の人間です。

ジュエリー・ニシオカ  

    にしおかまさる

生きとし生けるものすべてが幸せでありますように!