善人なおもって往生を遂ぐいわんや悪人をや

Last Updated on 2022年12月12日

第462回

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

お読みくださり理解された方は自分の人生を必ず変えます。

 

令和四年もあとひと月、

今年もコロナで開けてコロナで終わる一年なのでしょうか?

 

令和四年は、念仏「南無阿弥陀仏」とても大切なことを教えられました。

【「南無阿弥陀仏」という念仏】意味を知らなくても多くの方は耳にしたかと思います。

 

葬儀、お墓参り、ご仏壇の前で意味は分からなくても「南無阿弥陀仏」「なんまんだぶ」という方がたくさんおられると思います。

 

夜道寂しい道を通ると自然と「なんまんだぶ」をとなえることがあります。

魔よけのつもりなのか自然と口から出ることがあり「南無阿弥陀仏」とはそれだけ親しみのある念仏なのです。

 

折角となえている念仏、是非「南無阿弥陀仏」の本当の意味を理解してお浄土へ。

 

「他力本願、自力本願」他力本願と聞きますと、野球で例えますと自力の優勝がなくなり他のチームが勝ち自分のチームにチャンスが来ます。

 

阿弥陀仏の他力本願とは「阿弥陀仏の願力」によるもので他力本願の意味が違います。

 

此処を間違いますといくら「南無阿弥陀仏」ととなえても極楽浄土には往けません。

 

生きているうちに「信心獲得」することです。

 

人間は必ず100%死ぬのです、縁起が悪いなどとは言わず是非仏教は聴聞から。

 

死んでから「お浄土へ・地獄へ」どちらがいいか誰が考えても分かる筈です。

 

浄土真宗の方で、南無阿弥陀仏をとなえますと極楽浄土に往けると思っている方がおられます。

私が言うべきことではないのかも知れませんが、お寺のご住職さまでも「弥陀の誓願18条」を詳しく知らない方もおられました。

 

 

折角「南無阿弥陀仏」をとなえているなら、どのようにしたらお浄土に往くことができるのかを知っていただきたく「阿弥陀仏」本当の願力を知って欲しい。

 

生前「信心決定」(こちら)していない方がお亡くなりになってもお浄土には残念ながら往く事は出来ません。

 

 

「阿弥陀如来さまが自らの正覚をお掛けになり」私たち(衆生)を救うとお約束された「弥陀の誓願」正しく知っていただき、どなたも地獄に堕ちる事なくお浄土に。

 

「後生の一大事」(こちら)を知らなければ前にはすすめません

 

「お釈迦さまも・親鸞聖人」も生涯をかけ弥陀の誓願を説いております。

「弥陀の誓願不思議に助けられ参らせて往生をば遂ぐ」

 

私などは、煩悩の塊(有漏の穢心)煩悩によって穢れた身体を言います。

 

「善人なおもって往生を遂ぐいわんや悪人をや」

(よい行いをする少数の善人でさえも極楽に行けるのだから、仏の救いに頼るしかない大多数の無力な悪人が救われるのはいうまでもないことだ)という意味だそうです。

 

歎異抄で「善人なおもって往生を遂ぐいわんや悪人をや」親鸞聖人の教えの中でも大切な言葉とされています。

 

親鸞聖人は私程の煩悩の持ち主はおらぬ、自らを煩悩の塊と。

このお言葉を聞きますと、私などは救いのないほどの煩悩の塊です。

 

最近、又煩悩がさえぎったのですが「待ちなそれが煩悩の上積みになるよ」、思考を正し煩悩の上積みせずに済みました。

 

 

皆さんが「後生の一大事」を理解して死後の暗い心(死んだらどうなる)から一日も早く抜け出して「破暗満願」となって下さい。

 

 

他の人より「金、プラチナ、ダイヤモンド」にチョット長く携わっている普通の人間です。

ジュエリー・ニシオカ  

    にしおかまさる

生きとし生けるものすべてが幸せでありますように!