宝石ドクター今の時代にこそ必要であります。
第477回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
宝石ドクターとして新しい分野に飛び込みひと月になろうとしております。
宝石ドクター、どこにもない新しい試みであり48年培ってきた宝飾品の製造知識を生かしてまいりたいと思います。
何故このようなことを始めたかと申しますと、買取23年で多くのお客さまと接し、また今迄とは違った分野の業者とも知り合うことが出来ました。
売却に来られるお客さまは、純朴な方が多くおられ、心の中では「アレっと思っても」半数以上の方は不振を抱いたまま売却されております。
逆に自分がおかしいと思ったなら売却を止める方もおられます。【このような方は稀です】
弊店にお見えになったお客さまと色々なことを話すことで、そのたびに同業者として感じることがたくさんあります。
お客さまに知って欲しいことは
何でも売却するのではなく、よい宝飾品は次の代に受け継がれていくことも必要です。
家宝とは、高額な商品ばかりでなく「お母さんの結婚指輪を譲り受けたのであれば、その指輪を子に、子から孫に、代々その家で大切に受け継がれて行くことで家宝となります」。
我が家には家宝が無いのではなく、全て換金して無いのであり無ければ自分の代で作り、先ずはその一品の作成から
古いダイヤモンドの多くはとても素晴らしい「カラー、クラリティ、カット」が多く、この一ヶ月で「D、E」「VVS1~VS1」「ベリーグッド」ばかりが中央宝石研究所の結果です。
すべて家宝に出来るダイヤモンドでありお客さまもデザインを一新され売却しないで良かったと言って下さいます。
何度も言います、売却は何時でも出来るのです
サイズ直し、ネックレス切れたもの何でもお持ち下さい。
99%修理、修復致します。
色石は「種類、大きさ」により、しっかりと傷んだ石のケアーをしてあげることで驚くほど見違えます。
ダイヤモンドのソーテイングをしていただくために「CGL」中央宝石研究所へ出向きますと、このような文言が目に留まりました
「ダイヤモンドが汚れた状態で持ち込まれると言った文言の文章が壁に貼っておりました」。
【持ち込むときにはダイヤモンドの汚れを落としてお持ち下さいと】。
これは一見なんでもないようですが、実は大きな問題で常識を疑います。
何故ならば、このようなダイヤモンドはおそらく買取ダイヤモンドと思われます中央宝石研究所さんが注意する位ですから余程汚いと思います。
小さなメレーダイヤはまずソーテイングにはだしません。
ある程度(0.3ct)以上のダイヤモンドと推察致します。
もしこのような状態で買取をしていたなら開いた口がふさがりません。
お客さまに申し上げます、このような業者はダイヤを買取る資格はありません。
猫に小判、ダイヤを見る資格さえありません。
私は弊店ブログで何度も言ってきたことがあります。
ダイヤモンド絶対に枠から外し、洗浄して鑑定して頂いてくださいと。
街なかの買取店はダイヤモンド鑑定ができる方が少なく、全てではないでしょうが一部の店舗特にチエンー店は要注意かとおもいます。
ダイヤモンド、色石は売却する前に出来たなら一度宝石の診察を受けて下さい。
ダイヤ、色石の診断を受けることでトラブルからも回避できることをお約束いたします。
あなたの宝石を必ずよみがえらせて見せます。
何故ならこの仕事が私の天職なのです。
#宝石ドクター、#サイズ直し、#ネックレス切れ、#色石研磨、#宝飾品相談事
ジュエリー・ニシオカ 西岡優