仏閣・仏像そのー8(中尊寺・毛越寺)

Last Updated on 2019年3月13日

  第36回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

第29回から32回まで中尊寺・毛越寺をお届けいたしましたがあと少しお届けしたいと思います。

関山中尊寺・毛越寺は3年連続で訪れれている寺院なのです、前回中尊寺には金色堂の五分の一の模型がありますと書きましたこの模型は昭和の金色堂の大修理に伴い造られたられたもので有り2018年に50周年を記念して公開されました。

旧金色堂は今の金色堂から5分くらいの所で、中に入りますと旧金色堂の歴史とその重みを感じられる空間が有り新旧比較などはできません。

金色堂を目指して登りますと途中には関山中尊寺本堂があり、阿弥陀堂には阿弥陀如来坐像、この阿弥陀堂でアッと目に入ったのは堂内の左端に、太い一木に(蔵王権現さま)が彫られ祀られておりました。

数多くの仏様(仏像)の中でも、色形は違えども私の大好きな金峯山寺(蔵王権現さま)がとっさに浮かびました。

金色堂の向い側には弁財天堂もあり多くの観光客がお手を合わせており、

中尊寺には讃衡蔵という宝物殿がありここには藤原三代の栄華が読み取れ、入館いたしますと中央には、阿弥陀如来坐像・脇侍に薬師如来坐像が鎮座されこの宝物殿には多くの仏像が安置されております。

千手菩薩観音立像がすぐ目に入り、ここからはたくさんのご仏像が観られるように道順なるものがしめされております。

最低半日くらい時間をかけ観てみたいです。

旧金色堂を出てからほどなく左側にすすんだと思いますがそこには長い階段を上ると模型の金色堂があり訪れたときには正面扉もあけられ模型といえど感動いたします。

金色堂からの下山は月見坂歩道を歩き(当時の方が月見をした坂と)その途中には弁慶堂、源義経と行動を共にした弁慶堂がありそのお堂から左下眼下には平泉が一望できます。

 

毛越寺には龍の船がありますと紹介いたしましたが、当時私の撮った写真に2艘の船があり、船の前方に龍の頭から胴体半分くらいまで形どられ平安時代の宴が創造されます。

毛越寺には常行堂が、珍しいと言われます宝冠阿弥陀如来さま、その脇侍には四菩薩さまが 、奥殿には秘仏摩多羅神が祀られ33年に一度のご開帳です。常行堂の前に鐘楼があり願いをかけ付きますとその願いが叶うそうです。

ただ藤原家の栄枯盛衰を感じられたことも事実でありました。

平泉には、もう一つのテーマパーク藤原の郷がありこのテーマパークはNHK大河ドラマ(炎立つ)のロケに使用されたものが今も取り壊さず、藤原氏の栄華が読みとれ、時代考証に基つき金色堂をはじめ約120棟が立ち並ぶ平安時代にタイムスリップができます。このテーマーパークは日本のHOLLYWOODと呼ばれているそうです。

平泉の全てが藤原郷の里なのです。

さいごまでおよみいただきましてありがとうございます

   にしおかまさる