仏閣・仏像そのー13(本山慈恩寺)-2

Last Updated on 2019年3月13日

第41回

こんにちはジュエリーニシオカのにしおかまさるです

34回で仏様には全て違うお役目がありますと書きました。

薬師如来さまは(薬師瑠璃光如来)瑠璃光を似って衆生の病苦を救う。薬壷又は丸薬の入った鉢を左手に持っておられ、薬師如来さまにご自分の病気が治癒しますようにご真言を唱えお願いされておられる方も見受けられます。

昔はお医者さん、お薬もなく 多くの方は信仰をされます薬師瑠璃光如来さまに病気の治癒をお願いされておりました。

薬師如来さまをお守りしております十二神将は四天王と同じ天部であり、天部とは天上界に住み仏様を守る守護神で、34回五大堂で書きました五大明王は、東、西、南、北をお守りして下さると書きました、四天王もその役割りをもっておられます。

持国天(東)広目天(西)増長天(南)多聞天(北)をお守りしておられます。

慈恩寺の山門は東北地方の私が拝観した寺院の中では石段を上がった先には5,5メートルほどのおおきなな山門の下層には左右に金剛像がお出迎えして下さいます。この山門は今迄に拝観しました山門とは違い、歴史を感じさせる入母屋造り、山門で中のご仏像を判断してはいけませんが期待しました、山門は嘘はつきません。

山寺からは車でそんなに遠くもありません、拝観者もそう多くなく心いくまで拝観いたしました。失礼ではありますが予想をはるかに超えた寺院でした。

山門の写真を数枚撮り門をくぐりますと本堂その左には三重塔が誇らしげに四方山門と同じく5.5メートル高さ29メートル、威風堂々とした三重塔であります。三重塔には大日如来坐像が安置せておられます。

本堂は茅葺屋根で12年位に一度葺き替えを行っておられると寺院の方から伺いました。余談でありますが、拝観時に屋根を見たときにすぐに世界遺産で有名な岐阜県白川郷を思いだし、この茅葺屋根の葺き替えは大変な費用がかかると聞いた事が有ります。

この続きは次回にて

最後までお読みいただきましてありがとうございました

にしおかまさる