衆生を救う「三世十方の諸仏」の本師本仏とは

Last Updated on 2023年1月4日

第465回

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

お読みくださり理解された方は自分の人生を必ず変えます、変えてください。

 

今年も、慚愧懺悔六根清浄が元旦から昨日迄一番読まれておられることに感謝申し上げます。

 

懺悔明日また書いて見ます。

 

親鸞聖人は自分を「有漏の穢心」と言われました。

 

「有漏の穢心」とは

「有漏とは煩悩」「穢心とは穢れた身体

煩悩とは自ら作りだしたもの、積もり積もって塊となり糸が絡まったようにほどけない。

 

持てば持つほど苦しむ煩悩「貪(むさぼり)」「瞋(いかり)」「痴(おろかさ)」全てが煩悩です。

 

人の欲は果てしなく持つほどに心は穢れるとも言います。

 

最近は終活と言って身の周りの不要と思われるものを整理されている方も多く見られます。

執着心の中でもお金と言うものはあればあるほど執着すると言います。

 

全ての人は苦しみから離れることができず、死ぬ間際まで執着を持っておられる人も。

生死とは仏教では苦しみと言うことです。(こちら)

 

私たちがこの世に生まれてきた本当の理由は!

迷い苦しみとの縁を絶ちきるために生まれてきたのです。

 

「生まれては死に、生まれては死に」また同じことの繰り返し、これを「生死輪転」と。

 

輪転という字は車の輪回ると書き終着でなく限りなく続くのです。

六道でも

一番苦しみの多い世界を地獄。

餓鬼、畜生、修羅、人間、天上、これらを六道と言います。

 

いずれも迷いの世界です。

 

このままでは何度生まれ変わっても対に六道の世界」から離れられないのです。

 

迷い苦しみとの縁を絶ちきるために信心決定して下さいと言うのです。

信心決定して下さるとどなたも救いますと言われております。

 

先日も書きました(こちら)

それにはまず、人間界に生まれさせなければ助けることはできないと、

生まれさせて下されたのが、光炎王光(こうえんのうこう)の働きです。

「光炎王仏とは阿弥陀様」を言います。

 

阿弥陀仏は我々(衆生)を救って下さると言う阿弥陀如来の本願です。

 

このことを後世に伝えたのがお釈迦様。

釈迦は只このことだけを後世に伝え、七高僧から親鸞聖人へと。

 

浄土真宗【「正信偈」(しょうしんげ)】

 

【「唯説弥陀本願海」ゆいせみだほんがんかい」】とあり、弥陀の誓願を教えてきたのです。

 

苦しみの世界を繰り返す衆生を見て、是非終わらせようと言って救う手を挙げたのが当時法蔵菩薩・後の・阿弥陀如来】であります。

 

 

阿弥陀仏は、私たち衆生は、煩悩しか作れない絶対救われることがない、では私が救おうと「法蔵菩薩」は長い修行に勤め、救うことができなければ「自分の正覚」も捨てると言って無事修行も終え「阿弥陀仏」になり【名号「南無阿弥陀仏」と言う仏】になります。

 

阿弥陀如来は「三世十方の諸仏の本師本仏(ほんしほんぶつ」あらゆる仏の先生であるということです。

 

いわば仏の中で一番位の高い仏が阿弥陀如来です。

 

阿弥陀さまのお力によって救っていただくので「他力本願」と言います。

費用は一切なし【後生の一大事を知り信心決定】することで永遠の「絶対の幸せ」にすると言うのです。

 

 

ただ【「南無阿弥陀仏」「の六文字の心をよく知りたるを持って信心決定するというなり」】と蓮如さんの御文にあります。

 

「信心決定」をして「南無」の二字と「阿弥陀仏」の四文字の意味をしっかり聴聞して下さいと。

「信心決定」していなければ「南無阿弥陀仏」念仏をいくら称えても、弥陀の誓願第18番は叶いません。

 

 

他の人より「金、プラチナ、ダイヤモンド」にチョット長く携わっている普通の人間です」。

 

ジュエリー・ニシオカ  

    にしおかまさる

 

世界中から戦争がなくなり皆幸せでありますように!