呪いのダイヤ・ホープダイヤモンド【呪いのダイヤ】と呼ばれる理由
第七回
こんにちは、ジュエリーニシオカの にしおかまさるです
何故このダイヤのことを書こうとしたのか、弊店第1回誕生石サフアイアの投稿がヒントになりました。
wikipedia・ 他の文献より
映画タイタニック、海にブルーダイヤモンドを放り投げるシーンがあります。海に投げたブルーダイヤがサファイヤの上品で最高級(コーンフラワーブルー)色に見え、今も鮮明に脳裏に残っております。イギリス・ダイアナ妃のご婚約指輪も大変に美しい色のサファイヤの指輪でもあります。
では【ホープダイヤモンド】とは
ホープダイヤモンドは、文献により色々と異なり、一番多く書かれている中から私なりに抜粋してみました。
【ホープダイヤモンド・鑑定はGIAチーム・1988年グレーデイング】
*石目 45.52ct・9.1g)) *クラリティ(VS1)
*カラー(フアンシー・ダーク・グレーイッシュ・ブルー)
【呪いのダイヤモンド・大きさ&価格&蛍光性】今は、アメリカ(スミソニアン博物館)所有
*推定価格は2憶~2.5億ドルとも! *日本円換算約 2019年2月計算 275億円!
*ダイヤモンドは、紫外線を当てると赤い蛍光性、通常では考えられないと言われております。正直見たことありませんので想像もつきません。
【呪いのダイヤ伝説】とは!
*9世紀インド南部デカン高原(コーラル)という川で農夫によって発見されます。その後ダイヤは、ペルシャの軍隊により農夫の腕ごと切断され強奪されます。
ダイヤモンドを手にした司令官は、国王に献上いたしますが、その後司令官は自殺、ダイヤモンドを手にした国王も後に殺害されます。
*その後インドのある寺院の仏像の眼にうめ込み、17世紀フランスの宝石商が、仏像からダイヤモンドを外し母国に持ちかえります。
(この時、盗まれた寺院の僧侶がダイヤモンドの持ち主に呪いをかけたと言われております)ダイヤモンドを盗んだ宝石商は野犬「狼」に食い殺されたという説も!
*宝石商から、ルイ14世に渡りこのダイヤモンドは(フランスの青)(王冠のブルーダイヤモンド)等と呼ばれ、しかしその頃からルイ王朝にも陰りが見え国家の財政飢饉に悩まされルイ14世は天然痘で亡くなります。
⋆その後、16世王妃マリー・アントワネットはフランス革命にて処刑(一説ではマリー・アントワネットにはダイヤを身に付けた記録がないと言われております)
⋆18世紀、盗まれて転々としたブルーダイヤモンドはアムステルダムへ。盗品を、隠す為職人にカットを依頼致しますが職人の家族は死亡、その後ダイヤモンドを手にした人は餓死・自殺で亡くなっております。
*1830年銀行家ヘンリー・フイリップ・ホープ氏が所有、名前の通リホープダイヤモンド(希望のダイヤモンド)になるはずでした。
しかしホープ氏はダイヤを買ったその後死亡。
ホープ家はその後4代に渡って所有いたしますが一族破産・死亡(ヘンリー・ホープ氏)は1851年ロンドン万博・・1855年パリ万博に展示
*ダイヤモンドは1.909年宝石商ピエール・カルティエ氏が購入。
ブルーダイヤに無色のダイヤを飾り1.911年アメリカの名士マクリーン婦人に売却。
マクリーン婦人はダイヤモンドのお祓いを受け、身に着けますがやはり不幸が、子息は事故死・夫人は離婚・娘は役物にて死亡・一族破滅になります
この続きは次回にて書いていきます
いつも最後までお読み頂きましてありがとうございます。
生きとして生けるものすべてが幸せでありますように
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