ダイヤモンド査定-2

Last Updated on 2020年10月3日

第263

いつもお読みいただきまして心から感謝申し上げます。

査定で外すことができないのがキュービック「QZ]です。

市場では一番認知された偽物ダイアであり重さもダイヤモンドの約1.7倍位、ダイヤを見慣れた人にはすぐに判断が付くと思われ、持ち込まれる中でも一番多いと思われるのが「QZ]今回は省略いたします。

 

「モアッサナイトとⅡ型合成ダイヤの違い」

モアッサナイトはダイヤモンドではありませんがとても輝き油脂が付きずらく、アメリカではとても人気があり婚約リングにも多用されるモアッサナイトです。

硬度は、ダイヤモンド10に対してモアッサナイトは9.5とやや低い程度、そして光の屈折率、分散率はダイヤモンドよりモアッサナイトが上であるからです。

 

モアッサナイトは極端に言いますと、長く洗わなくても、とても綺麗な状態が保てます。

その理由は、ダイヤモンド親油性で油脂を蓄積しますが、その点モアッサナイトにはその性質がなく油脂が付きずらいと言うことで輝きがありアメリカでは婚約指輪にモアッサナイトがとても人気があります。

日本でもネットでも取り扱いがあり、1ctの大きさで4万~6万程で販売されております。ダイヤよりきれいで光輝いておりこれを高いと言うかはご自身のご判断です。

モアッサナイトはかなり昔ダイヤモンドとして鑑定されていたこともあり、マルチテスターで検査いたしますとモアッサナイトと判定されダイヤモンドでは無いと分かりますが、Ⅱ型の合成ダイヤ

(HTPHとCVD)はダイヤモンドと判定されます。

 

買取店は、ダイヤを持ち込まれた時点でモアッサナイトかダイヤ「Ⅰ型・Ⅱ型」かを判定し「ダイヤⅠ型・Ⅱ型」の知識もなくダイヤの買取をしている業者も今もってあると聞きます。入国時チェックも厳しくⅡ型は以前よりすくなくなってきていると聞いており、しかし国内に入荷していることは確かです。

 

何度も投稿してきました、目の前で枠からダイヤを外され人造ダイヤと言われたなら納得もできます。

鑑定書も鑑別書もなく写メで「Ⅰ型・Ⅱ型」も分からず、そのどちらか分からないタイプに即座に査定は出来ますか?

 

「参考」

真意は分かりません、中国で作られた人造ダイヤモンドを買取していると聞いたこともあります。

 

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ジュエリーニシオカ

にしおかまさる

 

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