人から始めて仏さまになられたお釈迦様が説く(死後の世界)
第267回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
お釈迦さまは財施は、三田(さんでん)と説かれております。
敬田(きょうでん)阿弥陀如来様(敬うべき徳を供えている仏)
恩田(おんでん)恩を受けた方
悲田(ひでん)餓えや貧困、災害、病気で苦しむ人、
これら「三田」に施しをした功徳は布施をした人のものであり、布施はその心こそが大事で気持ちさえあればたとえ与える物が何ひとつなくてもその功徳を求めることができるとあります。
仏教では「乏しき時与えるは富みて与えるにまさる」と説かれています。
今日の生活さえ分からない人が貧しい人に布施をすることはお金持ちが布施をするより尊いという教え。
布施にも
法施(仏の教えを説く一般的に法話であります)
財施(金銭や衣服食料などの財を施す事)
無畏施(怖れや心配の念がなくなるよう安心させてあげる事)
お釈迦さまは死後の世界は弟子に聞かれても詳しくはお答えにならなかったそうです。
色々なお答えが有り毒矢の例えが多く、私にはその毒矢が死後の世界にどのように通ずるかいまいち理解できず、今の私ではお釈迦さまのお言葉のなかからこの言葉が理解できました。
「世界が永遠だの、無くなるのだの……。有限だの、無限だの……。魂と身体は一体だの、別だの……。人は死後存在するだの、しないだの……。私は『そうだ!』とも、『そうでない!』とも答えません。それは何故か?その答えは根拠によるものにならないからです。それは実に役に立たず、あなたのためになりません。だから私は答えないのです。
人は生まれたときから定命(寿命)が定められ、死は誰にも分からず、まして死後の世界などは誰も分からない、お釈迦さまは生前決して死後の世界や霊魂についてはお話ししなかったとお聞きいたします。
私見ですが、この話は違うと思いました。
何故なら歎異抄では「後生の一大事」を説いているからです。
このことに関して「親鸞聖人は平生業成」として一枚看板で教えられております。
死後の世界は死ねば分かるだから生きている間は今どうやって生きるか、毒矢の例えでは毒からの矢で来る苦しみを除去、今の苦しみはどの様に克服するかであり、死ねばどんな人も一晩たちますと仏顔になると言ってます。
お釈迦さまが死後の世界その事に触れますと、また多くの修業僧が悩み苦しむからのご配慮かと解釈致しました。
仏教では定命と言われ、人の命は生まれた時点で定まり変えることができないとされ、理不尽なことかも知れませんがそれが現実と言われ、明日のことは思い悩まず今日できることは今日してしまいましょうと、「前世の因果によって定まる人の寿命」とも言われております。
お釈迦さまは仏典に書かれている地獄は私たちの心にあり、嫉妬、執着、欲望「貪瞋痴」の全てからの苦しみから抜け出せないと、心の中は炎で焼尽くされ地獄の苦しみと、だから死んでなくても地獄に生きていると、この世でたくさんの幸せをつかみ、死んでから迄地獄に行く事はありませんと弟子に諭します。
空海さんの言葉にも、「この世で幸せになれないものがどうして死んでからあの世で幸せになれようか」と言ったと聞いたことがあります。
人間は多くの煩悩を抱え「悪い煩悩から善い煩悩」迄あり欲望、妄執、自分を苦しめるものは全てが自分の内側にあり自分を上手にコントロールすることで煩悩を抑えることも可能で、煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)と言う言葉も、誰もが願う幸せになりたいという煩悩が多くなればなるほど喜びも増します。
「菩提とは喜びの事」です。
お釈迦さまは弟子に、「悩み、苦しみ」が生まれないように諭されております。
1250人からのお弟子さんがおられるのですからその弟子一人一人の心を重んじて諭したと思います。
生きとして生けるものすべてが幸せでありますように
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