散歩と座禅
第306回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
ここ3日間はとても陽気もよく神社参拝、お墓参り、まるで陽気は春先のようで気持ちよく過ごさせていただきました。
その中にも散歩も繰り込み最近覚えた、歩行禅を取り入れております。
今迄は我流の歩き方で、塩沼大阿闍梨さん著書の「歩行禅」を参考に正しい歩き方を取り入れ、今迄何度も家内から歩き方が悪いと注意されておりましたのでこれをきっかけに正しい姿勢での散歩を心がけておりますが、歩き方の癖というものは簡単には抜け切りません。
「歩行禅」歩行はその都度自分で気をつけ悪い癖が出たなら正しながら歩く。
では『禅』とは本によりますと、
宇宙のしくみそのものがルーティンによって成り立っているそうです。
よく考えますと単純ではありますが日は「東から西へ」この仕組みは何億年といつても私にはまったく分かりません。
太古の昔から変わっておらず、これも宇宙の法則ルーティンといえばいえるなかな？
歩行禅の大切な一歩は、例えば私は最近４km 4５分位のコース設計しその道中の半分を往路と考え残りを復路と考え散歩しております。
往路は、人生の中で懺悔しなければいけない過去や日常で人に迷惑をかけたことなど、思いつくだけ思い出し、心の中で「ごめんなさい」と唱えながら歩く。
復路は、人生の中で感謝すべきことをたくさん思い浮かべ心の中で「ありがとう」と唱えながら歩く。
このルールは「絶対に人としゃべらない」ことだそうです。
散歩から戻ると座り25分ほど座禅をおこなうこと。
私が一番最初に行ったときは、意外と懺悔が多いのには驚き、この年まで生きるとそれも有るかと思い、早朝毎日瞑想をしておりますので、座禅には意外とすんなり入っていくことができ、当初の瞑想より最近では少しは雑念が入らなくなりました。
雑念が入らないように「数を1～21まで数え又繰り返す」と言った方もおられ「自分の息を上手に察して雑念を払う方法」これは「自己流で般若心経の「無」を心に置く」と意外と雑念は入りません。
雑念が生じると又「無」を再び心にとり入れることで雑念からの脱出が早くできたように思います。
たかが散歩されど散歩、同じ散歩をするのであるなら形などにとらわれず自分にとって有効かつ楽しく散歩をすることが一番かと思います。
ただ「歩行禅」は、禅を終えた後になんとも言えない心のモヤモヤ感が消失され心の中がスッキリいたします。
人生毎日が、良い時もあれば、落ち込むこともあり、どの様な困難が有ってもその先には感謝が有るそうです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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