昭和の東京穀物商品取引所(赤いダイヤ)-6
第312回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
偉そうにとお思いでしょうが私は平社員で、会社から指示されるまま手を振っておりました。
当時を思い出して見ますと取引所から社に戻ると場立ちは必ず専務、営業本部長、市場部長に相場の先行きの展開など取引所で得た情報を基に自分なりに思考し報告しなければなりませんので他の会社の場立ちと上手に付き合うことで、歳が20歳位と言うことで使い易かったんでしょう。
おかげさまでいろんな情報を得ました。
会社への報告はとても重要であり、内容が会社の先行き相場としてお客さまに与えることになります。
本店を含め14本支店の営業方針となります。
正直言って相場なんて誰にも分かりません、あまりしつこく聞かれるとツイ相場に聞いてくれと言ったことも何度もありました。
分かるなら自分でやっているとか生意気なことも言いました。
ごめんなさい。
自分が天狗になっていたにも全くきずかず、名古屋に転勤した約三年で後半更なる天狗になっていたと思います。
本当に鼻持ちならない奴だと思われていたと思います。
役職ばかり上がり人として全く成長がなかったと思います。
今頃遅い!
本当にごめんなさい。
相場とは面白いもので、午前中ストップ高であっても、午後の相場ではストップ安ということもあり、前日ストップ安で引けたものを(終わりの意味)翌日はストップ高です。
単純にストップ高とストップ安の値幅は最初のころは前日比¥700-が目安、その後改正され前日比の何%かは忘れましたが記憶では¥1000-位です。
一気にストップ高とストップ安で¥2000-の動き
当時これに合わせて計算しますと¥2000X40=¥80000手数料抜きで動きます。
100枚持っておりますと¥8,000,000-手数料抜きです昭和の半ばの800万です損の場合にはプラス手数料が入ります。
儲けもすごいです、しかしその逆は大変な損金です。ご主人に内緒で女性のお客さまもおられました。
このような相場何度も経験し、たくさんのお客さまを見てきました本当に相場は魔物です。
相場はするなとは言いません、しかし自分の資金の限度を考え儲かる事ばかりでなく、損した場合の事も考え見切りも早くすることも大切です。
自分の意志は強く持たなければ相場には絶対勝てません。
相場に勝利するには根拠と多少の揺さぶりで慌てふためくことなく心落ち着け信念を貫く事、誤まりに気がついたなら早めの手仕舞をすることです。
いつまでも未練を持ち続けますと大火傷致します。
社内報にも毎月1回1年以上に渡り【東穀・東糖・東ゴム】取引所の出来事、相場用語、罫線の見方の大きな特徴等書かせていただきましたので、多くの方々の相場に関する本を読みました。
相場の格言で好きな言葉
一番最初に取引所で覚えた格言【当たり屋につけ】
【人の行く裏に道あり花の山】大好きな言葉でした。
お客さまから尋ねられたらこのようにも言いました【休むも相場】この言葉も好きな言葉でした。
【遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り】意味を理解すると分かると思います。
次回も書かせていただきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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