「安寧」な心を持つことで９０％神はあなたに宿ると言います。

Last Updated on 2022年8月26日

第424回

いつもお読みただきましてありがとうございます。

お読みになり実践することでご神仏さまから「徳」をいただけるものと信じております。

 

毎年１２月３１日テレビを通して除夜の鐘をききます。

１０８個の煩悩（執着する心）簡単に申しますと「こだわりの心」とでもいうのでしょうか。

たくさんありすぎて困りものです。

 

中でも多いと言われる（性欲・金銭欲・物欲）が三大執着心とも言われております。（こちら）

この三つを見て何かが該当していると思います。

お金や物などは、持つほどに、失う恐れや苦しみの味わいを知っております。

人は、私財が裕福になるにつれ失うことを極端に嫌います。

結果、公平にもの事が見えなくなっているのです。

 

煩悩（執着心）とやらは一旦は消えたかに見え、いつになっても消えては現れ、この繰り返しが何事もなかったかのように顔を出します。

「おごりの心を捨て」、「自分の無力さを認める」ことは自分を大きく成長させ慈悲の心が育ち、人は皆慈悲の心を持ち合わせているのですが、心の奥にしまい込んでいる方もおります。

 

心のこだわりを無くするには、まず人に施しすることから始め、施すことが惜しいのなら何故惜しいか徹底的に考えてごらんと教わったことがあります。

【施しには一切見返りを求めず】

 

お布施にも「非田」かわいそうな人、気の毒な境遇の人のことです。（こちら）

「苦しんでいる人を支えようといわれても、今、自分も苦しんでいる、こんな時に人のことまで考えられない」

経済的に余裕があれば布施も出来るが今は自分のことで精一杯だと。

 

「乏しき時与えるは富みて与えるにまさる」とは、「お金に乏しい人が布施を行うことは豊かな人がするそれよりも価値がある」という事です。

 

前回「全ては導かれている」という本から（こちら）（自分の人生は大いなる何かに導かれている）と投稿いたしました。

本の中にもこのような「執着心」のことを「小さなエゴ」と言っております。

 

親鸞は

悪い本性（執着心）はなかなか変わらないものであり、それは「蛇やサソリ」のようであると。

だからたとえどんなよい行いをしても、煩悩の毒がまじっているので、いつわりの行であると。

 

先ずは、心の中の垣根を取り外し、本能や欲望を捨てましょう。

「おだやかな心の日々を送る」ことで（あるがままに生きる）ことを忘れることなく、迷いの世界や苦しみの世界から抜け出し、「この世」すべて「空」幻だと悟ることだそうです。

軽々しく悟りと言っても私には「悟り」は死ぬまで分からないのではないでしょうか。

 

幸せを感じるには、

【今の私の心の中はとても安寧です】

【今日も一日輝く一日がおくれますように】

⁂　今と、今日を使い分けてもいいですヨ。（今は安寧であるが、今日一日ではどうかなと思えば今を使う）

 

たった、この言葉だけで幸せは自分の手元に引き寄せられます。

 

執着心、イライラ、物欲、わだかまり、怖れ、怒り、等がある時には心の中は安寧になれません。

「安寧」な心を求めるには、瞑想や座禅を行うと以外に早く到達できると思います。

 

心がおだやかで不機嫌な人はおりません。

神棚、ご仏壇がある方はそのお部屋で、無い方はお風呂に入りながらおだやかに、私の心は「今日も安寧な一日でした」と何回か心でつぶやくだけで本当に豊かな心になります。

ぜひ一度お試しください。

私の心の中は今とても「安寧です」と何度かつぶやくと本当に穏やかな心になります。

 

イライラ、クヨクヨしない。

おおらかに、おおらかに。

笑顔、笑顔が一番。

 

目に見えないものを信じる心。

我々は、お正月に神社、仏閣に初詣でに出かけ今年も良い年でありますようにと！

神さま、仏さまに、目に見えないものに願掛け致します。

それは心の奥底では目に見えない神さま、仏さまを信じているからであります。

 

信じているからこそ手を合わすことができるのです。

自分ばかりでなく他者の幸せも一緒に祈りましょう。

 

人生「成功は、全て安寧な心」から。

神さま、仏さまは、成功は約束いたしません。

しかし、成長はさせてくださいます。

 

生きとして生けるもの全てが幸せでありますように！