「人徳・仁徳」
第255回
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
過去に「陰徳、陽徳」を何回か書いてきました、今回初めて「人徳、仁徳」を書いてみたいと思います。
一年前と今とでは「徳」ばかりでなく「心のあり方」が変わっております。
「人徳、仁徳、仁愛」
「人徳、仁徳」ともに(じんとく)と読み
仁徳とは、他者に対して思いやり、慈しみ愛する徳の事です。
怒りもなくあるのは「愛」だけで、それは慈悲の心、慈悲の心は怒ると全てが消えるそうです。
お釈迦さまは、たったひと時でも「慈悲の瞑想」を教えております。
「慈悲の心」を持つと最終的に「仁愛の心」で、優しい愛情を感じ、いつも包まれているようよ暖かさを感じる。
人徳とは、(性格、言動、行動)本来人が生まれつき持っている徳の事です。
人徳のある人には
人の事を考え行動し、責任感が強く、いつも周りの事を考えている
(あの人は思いやりがあるので周りにはいつも人が集まる)
(あの人の悪口は誰一人言う人がいないから人から好かれる)
(あの人は不平不満は決して言わずいつも嫌なことも自分から行い周りからの信頼が厚い)
(いつも人の事考え「優しい人」)
(いつも人の話をよく聞いて、物事を客観的に判断して自己中心的な考えはしない)
人徳がある人は、ダメなことはダメだと優しさを持ってキッパリと指摘でき、その勇気が人徳を積むことになります。
人徳のある人は自分の利益だけで動かず、自分よりも人のためになることを無意識に考え、正確に判断して周囲の信用を勝ち取ることができます。
相手のことを第一に考え、人徳のある人は自己犠牲の精神を兼ね揃えています 。
同じ「徳」という字であっても「陽徳」「陰徳」「仁徳」「人徳」があり、全てが全く事なります。(こちら)
自分を顧みて一年前とでは心のあり方が変わってきているように思い
自分の書いたブログを読み直しますと良く書けたなと思うほど恥じ入ります。
ブログを読み直し「当時の心」と「今の心」は大きく変わり、さてここから先はいかに心の穢れを落とすかであります。
「人徳」は前世の行いが影響され「陰徳」「陽徳」も欲しい徳には違いがありませんが何もしないで徳は自分のところにはやってきません。
是非とも少しでも日々の行いで「徳」を積みたいものです。
「仁徳」は心がけひとっで必ずあなたのもとに知らず知らず積まれております。
次回は「慈しみの心」を法話で学んだことから触れてみます。
このブログを読んだ方、徳が積まれ幸せな日々が送れますようにお祈り申し上げます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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