不運な人生も生き方を変えることで運気は必ず好転します。

Last Updated on 2022年9月4日

第444回

いつもお読みただきましてありがとうございます。

 

百済の聖明王の使いにて釈迦如来像が献上されたのが552年と言われ、仏教が伝来され1470年たちます。

仏像が好きで、東北の仏像巡りから始まり仏教の素晴らしさを堪能しております。

 

仏像巡りを始めた頃から、仏教を学んでいたならもう少し人として違う人間になっていたかと思うことがあります。

仏教の素晴らしいことは、私たちに「生き方」を教えております。

 

仏教ではこの世に「偶然」に起こることはなく全ては「カルマの法則」いというのが基本。

 

仏経には運と言うものはなく良い結果が良いことを生み出し、悪い原因が悪い結果を生みだし、全ては私たち一人一人の過ちから起きていることで、だれを責めることなくすべての責任は一切自分に在ります。

 

「運否天賦」

 

分かりやすく言いますと、運が良いか否かは天のみぞ知る。

幸福と不運は天に決められているという事です。

肉体に魂が宿る時には「天地の神」さまは私たちの一生はすでに知っておられます。

 

私たちを人間として送りだしているのは「天地の神」と言われ、森羅万象に生きるものすべて「天地の神」のお陰であります。

(過去生)で、いかに善いことを行ったかで生まれてくる現世は決まると言われております。

 

しかし悪行を犯した方も現世で正しいことに励み、愛に満ち満ちる行いで変わって参ります。

一日を、自分のため人のために一生懸命に生きることなのです。(こちら)

 

仏教では、「新しい朝をいただいたこと」「人間に生まれたこと」に毎日感謝する事で運も良くなると言います。

 

仏陀はすべてのことには「原因」があると、人生をよりよく過ごすには、全ての原因を変えることでよりよい結果が生じると。

 

「自分が気づかない悪業もその日のうちに懺悔をして」(こちら)、悪業は大きくせず小さなうちに摘み取ることが大切と言われてます」。

 

仏陀は、この世に偶然が起こることは何もないという基本の教えの上に仏教は成り立ち、すべてのことには原因があると教えております。

 

これを仏教では「カルマの法則」と呼んで

あの子は裕福で健康に恵まれ幸福な人、人はそれを彼等が「幸運」だと言い、逆に私は「不運」と思い込みます。

仏教は運というようなものはないと教えています。

 

「運否天賦」は自分の過去生が生じたものであります。

 

前世からの「原因」良い原因が良い結果を生み出し、悪い原因が悪い結果を生み出すのです。

もし私達が不幸なら、それは私達の過失であって、誰を責めることもできないのです。

 

善良な生を送っているのに不運なことばかり起きると言う人がたくさんいます。

 

自分の思い道理にならない時には、今その不幸に感謝すること。

その理由は、過去生の悪業が一つ消えていると解釈し、悪い夢も過去生がまた一つ消えたたと解釈することで悪夢に感謝する。

 

仏教の教えでは、それは過去生の悪いカルマを今生で刈り入れているのであって、調度、植物を植えたらそれを刈り入れるには熟すまで待たなくてはならないのと同じだと言っています。

 

時には熟すのに長い時間がかかって、今生でしたことが来生で実を結ぶのです。

 

あなたがよい原因の種をまくことくことで

幸せの花が開く「因果の法則」(こちら)を理解して

たった一度の人生「実りある人生に」と願っても儘にならないことも人生。

 

お釈迦さまは、人間に生まれて良かったと思うことで本当の幸せになれると説いておられます。

 

戦国武将、山中鹿之助は三日月に祈り「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」と。

その意味は「ありとあらゆる苦しみや災難」という意であり

結果七難即滅 、七即生と変わります。

 

世の中の七つの大難はたちどころに消滅し、七つの福が生まれるということ。

 

「難を滅ぼし福を呼ぶ」という意味ですが、何処か「カルマの法則」に似ていると思うのは私だけでしょうか。

 

難しいと言われる、人間として生まれたのですからそのことにいつも感謝をし、人としての心を失わず人のために生きて行くことで過去の罪も必ず消えて行きます。

 

人は生を受け一日一日を生きることで確実に死に近ずいているのです。

お釈迦さまの教えである仏教で冥土へと導かれているのです。

 

「歎異抄」には(こちら)、「現在・未来(あの世)」両方で幸せになる方法が書いております。

 

一休禅師は

「門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」

「正月の門松はめでたいものであるが、門松を飾るたび一つづつ歳を重ね、死に近づき、死への旅の一里塚と言う意味」

 

仏教は、人間の「生き方」を教えて下さいます。

 

そのために説かれたのが仏教の根幹である運命の法則が「因果の道理」です。

諸行無常

人は何故運命に逆らうのか!

 

世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。人生は、はかなく虚しいものであるということ

 

他の人より「金、プラチナ、ダイヤモンド」にチョット長く携わっている普通の人間です。

ジュエリーニシオカ  

    にしおかまさる

 

世界中の子ども達が皆健康で幸せでありますように。

 

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