昭和の東京穀物商品取引所(赤いダイヤ)-4

Last Updated on 2022年8月18日

第310回

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

運よく20歳で場立ち試験に合格し会社に戻り、社長に報告いたしたところとても喜んでいただき¥5,000-いただきその時の給料は¥19,000-です。

東穀の場立ちの合格により「東糖・東ゴム」は場立ち試験パスです。(こちら)

 

東穀の場立ちを合格しますと当時の日本全国の場立ち試験はパスされたと記憶があります。

 

場立ちの多くは年配の方が多く、取引所の慰安旅行も20歳は末席で年が若いと言うことで何でも”ハイ”と補助員時代から言っておりましたので可愛がられ立合いの合間に多くの方から教えていただきました。

 

他社の場立ちからは怒られたことはなく結構重宝して下さいました。

教えを頂くにも、同じ人では後で場立ちになった時にその人の癖がありその癖を盗むことにいたしました。

これは補助員生活半年の間で手の振り方は人それぞて違うことに気がつき癖は必ず出ます。

 

試験内容の説明書きは私には非常に困難で有り

 

分かりやすく言いますと(足し算引き算)が4桁まで暗算で出来ることが絶対条件です。

立合い中、会社からの注文を全て頭に入れ、成行きの「売り・買い」さらに指値での「売り・買い」さらに(逆指値)を全てを把握して暗算で行います。

立ち合いでたくさんの注文が入り、指値と逆指値をもっている時にさらに成行きの注文が入りますと自分でふと、自分は今買っているのかな、売っているのかなと思うこともあり、他の会社の人が買いすぎているとか売りすぎとか色々隣で言ってきますがその言葉は無視して自分を信じて立合いが終わるとやはり違っておりました。

 

わずか1時間ほどでかなりの損金を与えたこともあります。

社に戻り始末書です、何枚書いたでしょうか? あまり覚えておりません。

 

取引所の中には取引会員が70社くらいあったでしょうか?

その相手全てと立向い、まるでお金の戦場で戦っているようです。

 

仕手戦(買占めには多くの注文が入ります。

TVで見た「赤いダイヤ」そのまま、憧れの東穀で仕手戦の中での経験も致しました。

何度も、とり肌が立ち、大きな間違いもあり最終的には「例えば280枚の買い」で終えるところ「逆に100枚の売り」で終わっていたこと。

これは大変な間違いであり買いで終わるところ売りで終わるのですから全く反対これを(途転)いい、最低の過ちであり、同じ間違いでも多少売り過ぎた、買い過ぎたとはわけが違い全く反対をしたのですから。

次回も書かせていただきます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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